今年の仕事初めは、りんごの木の雪おろし。
12月から積もった雪が重く、畑の約200本を終えるのに2日かかりました。
畑までの道は除雪されず、車では行けないためスノーモービルで出動。
ひざより深く雪の積もった畑では、かんじき(スノーシュー)が必須です。
雪のなかでも汗をかくほどの重労働ではありますが、放置すると雪の重さでりんごの木が折れてしまうため、雪おろしは大切な作業です。
やっかい者扱いされがちな雪ではありますが、雪が降ることで、木が休眠して来シーズン実をつけるエネルギーを蓄えられること、温度を一定に保つので急激な冷え込みから木を守るなど、雪のメリットもあるのです。
それに、雪が少ないとその年は水不足が心配されます。
とはいえ、毎年何本か太い枝を折られたりとダメージもあるため、もろ手をあげて歓迎というわけにはいきません。
天気予報とにらめっこしつつ、今年も美味しいりんごづくりに励みます。
どうぞよろしくお願いいたします。