果樹園木楽 – ジェネバ・ぐんま名月を産直

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blog木楽だより

さくらんぼ、終了しました!

2018年7月9日

果樹園木楽のさくらんぼ、収穫、発送が終了しました。
たくさんのご注文、ありがとうございました!

予想以上の反響で、届いた方からの追加購入もあり、無事に完売しました!美味しかったとご好評いただいて、ホッとしています。
うれしかったのは、さくらんぼの美味しさに対する概念が変わりました、という言葉です!
そんな風に言っていただけると、果樹農家冥利につきます✨

収穫は忙しいのですが、楽しみでもあります。
選果しながら、はじいたものをパクパクつまみ食い!
甘くて幸せな時間です🍒

果樹園木楽は、基本はりんご農家です。
でも果樹園というからには、りんご以外のシーズンに遊びに来てくださる方にも何かしら果物を提供できればと思っていました。
そのため去年、さくらんぼや桃、ラ・フランスなどの苗木を植えたのですが、収穫できるようになるのは数年先。

ところが今年になって、高齢のためやめるというさくらんぼ畑のお話しをいただいたのです。
距離も近い場所で、ほどよい規模でした。
ますます忙しくなることは承知でしたが、夫婦で相談してやることに決めました。

種類は、佐藤錦、紅秀峰、ナポレオンの3つ。
今年、山形県全体ではさくらんぼが豊作だったようですが、朝日町では、特に佐藤錦が不作でした。
県内でも地域によって開花時期がズレますが、その時期の気温が低いと受粉に影響するのです。

ゴールデンウイークの前半はとても暑かったのですが、5月にはいったとたんに寒いくらいの気温になり、朝日町のさくらんぼはその時期に開花したのです。
基本的に花は気温が低いと花粉量も少なく、さらに寒いことでみつばちさんも活躍できません。
でも今年は初めてのさくらんぼで試み的なところがあったので、収穫や出荷に追われるよりも、少ないくらいでちょうどよかったかなと思います。
ナポレオンや、もともと実成りのよい紅秀峰は豊作でした!

今年は準備する時間もなく、お客様への発送スタイルは、大きさ無選別(M~2Lサイズ混合)のバラ詰め。
今年は実が大きいものが多かったため、ほとんどL以上でした。

 
500gの佐藤錦

 
1kgの佐藤錦

さくらんぼはとてもデリケートなので、選果はとても気をつかいます。
はじきものがたくさん出たので、急遽Facebookで告知し、B品として販売させていただきました。
そちらも大変好評でしたが、選果してみないとどれだけ出るか分からないので、事前にご予約をいただくのが難しいのです。


選果中


B品


B品(例、小さな割れやキズ、色づきの悪いものや小さいものなど)

さくらんぼは朝採りしたものを午前中のうちに選果、箱詰め、午後に出荷します。
もちろん、B品の発送も当日採れたものに限定しています。

山形では、各運送業者さんがさくらんぼ便という特別便を用意して、臨戦態勢に入ります。
翌日配達のエリアでも、時間指定を午前中や日中にすると翌々日の配達になる可能性が高いため、夕方からの時間指定でお願いしていました。
そして翌々日配達エリアの方には、念のためクール便をおすすめしていました。

今年の反省点をふまえて、来年からの発送方法を検討したいと思います。

さてさて、これから本格的にりんごの準備にかかります。
さくらんぼの作業と平行してやっていたりんごの摘果もいよいよ大詰め。
今年も美味しいりんごが採れるよう、心をこめて準備中です✨

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